幼児期のレッスン
幼児期のレッスン
当教室では、特にこの時期の読譜力向上に力を入れています。幼児の読譜教育に関しては、指導者側も大変根気の入る作業です。しかしここで簡単に指導者が弾いて見せたり、音符を色分けして「教えて」しまうのではなく、「自分で考えて答えを見つける」癖をつける事で、自主性と推察する力を養っていきます。
当教室に他教室から移られてくる場合、正しく読譜できないお子さんが大変多く、演奏技術の向上を大きく妨げる要因になっています。楽譜から正確に作曲家の意図を読み取る事は演奏に不可欠であり、譜読み力の向上が演奏力に比例すると言っても過言ではありません。この時期に、焦らずゆっくり刷り込んでいくことで、後々の読譜のストレスが大きく軽減され、演奏に集中できるようになっていきます。
奏法に関しては、指の関節がしっかりしているお子さんは、読譜の状況次第でどんどん奏法を進めて行きます。この時期から良い音を聞き分ける耳を育て、生活に密着した例えを交えながら分かりやすく音色、音質への感性を育てて行きます。
向いている方
始めるにあたり、
・10分程度座ってある程度話しを聞ける
この点が当教室に向いていらっしゃる要素かと思います。
リトミックの教室ではないため、踊ったり、動き回ったりという事がメインにはなりません。
着座して、リズム打ちや歌や読譜の練習が多くなりますので、ある程度座っていられる事が望ましいです。是非体験レッスンにお越しください。
とても早い年齢でレッスン開始を希望される方がおられますが、3歳以下のお子さんは、まずはご自宅で、綾取りや折り紙、絵本を読んだり、音楽に合わせて歌ったり踊ったり、可能であれば、カタカナやひらがなの読み書きを始めるなどをお勧め致します。