児童期のレッスン
児童期のレッスン
幼児のレッスンで読譜の基礎を培った場合、この頃には大分奏法に専念できるようになっています。
手の支えも成長に伴いしっかりしてくる頃ですので、演奏時の体の使い方から指先への意識、手の重さの使い方、手の支え方など、演奏時に自分の体や手の動きへどう意識を向けていくかを指導していきます。
また、曲が持つ性質や情景、ストーリー性をはっきりイメージさせ、曲を表現する方法を指導していきます。様々な時代の曲を織り交ぜ、色々な様式、性質、奏法の知識を増やしていきます。そして、今まで習った奏法のうち、どのような手の使い方がその箇所に適しているのか、この旋律にはどのような音質が必要なのかといった事を、自身で正しく選択できるように指導していきます。
児童に限らず、初級から中級にかけてのこの時期は、新しい技術やコントロール、奏法、音質に多く触れ、自身の引き出しを増やしていくことが必要です。そして、今後弾いていく曲に適材適所でそれぞれを上手に選択していかれることが、重要となります。
在籍の方の様子
他のお教室から移動された方、幼少期から当教室に通っていらっしゃる方など、様々な方が現在在籍されています。
ご希望に応じて、コンクール、ステップ、検定、発表会など参加イベントを設け、それぞれのペースで本番を経験されています。
小学校低学年は保護者同席が望ましく、中学年以降は本人の希望によりますが、本番前などの大事な時には同席されるご家庭が多いです。
中学生以降になりますと在籍年数が長い場合はご本人のみが多いです。