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専門家を目指す方

専門家を目指す方

より自由に自分の音楽を表現するには~、脱力とコントロール、どう弾きたいかという強い確信、そして自分の音をよく聴くことが不可欠です。これらを手に入れるには、現在の自分の状態と、できない原因を正しく知ることが重要になります。

「よく聴いて」「力を抜いて」とは、どの先生方もよくおっしゃることかと思いますが、では実際に「どこを聴けていないのか」、「どの部分をより注意深く聴くことで音楽が変わるのか」、「なぜ力が入るのか」、「力を抜いてどこを使って弾くのか」、「下半身はどう使うのか」、「どう座るのか」と言った様々な疑問に一つ一つお答えし、ご自身がイメージされている音が自然に発していくよう、論理的理解と音の違いで説明していきます。

スポーツでもそうですが、より速く走るために、ただゴールばかり目指して頑張るだけではタイムは縮まりません。今の自分のスタートラインをよく観察し、演奏の妨げになっている問題点を探し、正しい順番で一つ一つ問題を取り除いていくことで、耳と指と体の使い方全てが少しずつ前進していきます。

そして個々で手の形が違うように、それぞれにその時点で必要な練習は異なります。通り一遍に曲を進めていくのではなく、個々の現在の状態に必要な選曲で、指導していきます。

また、学校の試験と違い、演奏会では必ずしも上手に弾くことだけが重要ではありません。演奏会は勉強発表会ではなく、何より奏者がその曲を楽しみ、確信をもったビジョンで表現することに専念し、自分の感情、感性を音に託す、「音楽をする」場です。

演奏時に考えるべきことは演奏のノウハウではなく、「音楽そのもの」です。これは上手い下手を問わず、どういうレベルの人にも当てはまり、実現可能なことです。規模や頻度、年齢や立場は違えど、プロもアマも大人も子供も、演奏者としてピアノの前に立ったときには誰もが、勉強した事を越えた先にある「音楽そのもの」に集中せねばなりません。そしてピアノを弾く時はいつも、私自身その大きな難題かつ快感と格闘しあっています。
これは常日頃、本番が生活の一部であり、日々、客席や多くの演奏者と向き合っているピアニスト業を経験している自分が、生徒さんにお伝えできる芯であると考えます。

現在のご自分の音楽に物足りなさや疑問を感じる方は、その疑問を客観的に解消していくお手伝いを、少しでもさせていただければと思います。

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